株式会社JMDCと京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野による共同研究の成果が、下記の学術雑誌に掲載されましたので、お知らせいたします。

■学術雑誌
Journal of General and Family Medicine
(日本プライマリ・ケア連合学会による英文誌。PubMed収載)

■書誌情報
Katsuhiko Nagai1, Takashi Tanaka1, Norihisa Kodaira1, Shinya Kimura1, Yoshimitsu Takahashi2, Takeo Nakayama2. Data resource profile: JMDC claims databases sourced from Medical Institutions. J Gen Fam Med. 2020.
https://doi.org/10.1002/jgf2.367. [Epub ahead of print]. 
1 JMDC Inc., Tokyo, Japan
2 Department of Health Informatics, Kyoto University School of Public Health, Kyoto, Japan

■研究概要
株式会社JMDCは、日本の医療施設から収集されたデータに基づくデータベースを構築しています。このデータベースは、レセプト・DPC調査票・臨床検査値から構成されます。 2019年10月末時点では、DPCにより医療費を算定していない施設を含む計218医療施設のデータが集積されています。
このデータベースの特性を明らかにしつつ、公的データとの比較を行いました。これを通じて、株式会社JMDCの健康保険組合由来のデータベース(JMDC Claims Database)に存在するいくつかの制約を補完することが可能であるかについて検証しました。

■共同研究者
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野
教授 中山 健夫 先生
准教授 高橋 由光 先生