今年度よりオンライン対応分析ツール「REDACE」をリリース致しました。
最大母集団約100万人のレセプトデータより患者数・治療日数・発生率等の分析が可能です。
今回は「REDACE」を利用した分析事例を紹介致します。

外来手術患者数について・・・

外来手術推計患者数ランキング(人)

内視鏡治療等の医療技術の進歩により、入院期間の短縮傾向や外来手術患者が増加していると言われています。
そこで、実際にどのような手術が外来で行われているのかをJMDCのリアルワ―ルドデータで調べてみました。
[図表-1]2011年度(2011年4月~2012年3月)の外来レセプトでの手術を診療行為毎の推計患者数ランキングにしています。
やはり、内視鏡によるポリープ切除術が上位にランクインしていることわかります。

■分析対象期間

2011年4月~2012年3月JMDC母集団:約120万人分析対象:手術受療(入院外レセプトのみ)

年次推移は・・・

続いて5位の「内視鏡的大腸ポリープ切除術」に着目して、2005年から2011年の入院外来別の構成割合及び患者数の年次推移を追ってみました。
[図表-2]2005年では入院手術が過半数を占めていましたが、2011年では7割以上が外来での手術となっています。
[図表-3]手術推計患者数推移からも外来による手術が右肩上がりに増えていることがわかります。
今回はレセプトデータ分析ツール”REDACE”を使って、診療行為を外来の手術に設定し調査行いましたが、他にも傷病や薬剤を設定して、さらに詳細な分析が可能です。

■分析対象期間

2005年~2011年JMDC母集団:約34万人対象手術:内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満)内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm以上)

JMDCサービス案内、、、

JMDCレセプトデータでは、長期の患者時系列分析、病名ごとの詳細分析、診療行為(手術内容など)、医薬品ごとの分析が可能です!また、各種マスタ(傷病、診療行為、医薬品、先進医療情報)を利用した査定支援、分析ツール開発、自社蓄積データのデータベース化等ご案内しております。

担当:磯貝
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