2018年ニュース

ノーリツ鋼機株式会社（代表取締役社長 CEO：西本博嗣、以下「ノーリツ鋼機」）の子会社である株式会社日本医療データセンター（代表取締役社長：松島陽介、以下「日本医療データセンター」または「JMDC」）は、本日開催の取締役会において、商号を変更することを2018年6月15日に開催予定の定時株主総会に付議することを決議いたしましたのでお知らせいたします。
また、日本医療データセンターは、2018年4月1日及び同年5月1日に、ノーリツ鋼機の子会社である株式会社ドクターネット（代表取締役社長：長谷川雅子、以下「ドクターネット」）及び株式会社ユニケソフトウエアリサーチ（代表取締役社長：亀田裕文、以下「ユニケ」）を完全子会社化いたしましたので、あわせてお知らせいたします。

1. 現商号：株式会社日本医療データセンター
2. 新商号：株式会社JMDC
3. 変更予定日：2018年7月1日
4. 変更の理由：
   日本医療データセンターは、医療データと解析力で健康社会を実現することを目指して2002年に設立されました。
   日本医療データセンターは、独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術により、2018年3月時点で3億3,000万件以上のレセプトデータと1,700万件以上の健診データの分析に基づく保険者の保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しております。
   今後、日本医療データセンターは、医療データに基づく情報サービスを提供するのみ ならず、予防、未病、治療及びケアといった幅広い分野においてデータに基づく様々な 解析及びサービスを提供することにより、社会生活者の健康増進を図り、国民医療費の 健全化を目指してまいります。
   このような社会的課題の解決に向けて事業領域を広げる という方針を明確化するため、商号を変更することといたしました。
5. 新商号の由来：
   日本医療データセンターは、その英語名称である「Japan Medical Data Center Co. Ltd.」の頭文字をとった「JMDC」の略称で関係各社様に親しまれてきました。
   新しい商号は、旧来からの関係者の皆様にも親しみやすく、また、データの力で世界 を変えるという創業時からの理念をさらに進化させるという意味を込めて、「株式会社JMDC」とすることといたしました。

従来、JMDC、ドクターネット及びユニケは、それぞれノーリツ鋼機の子会社として 兄弟会社の関係にありました。
しかし、社会生活者の健康増進ひいては国民医療費の健全化を図るためには、医療の 効率化及び最適化が必要であると考え、リアルワールドのデータベースとその解析力を 持つJMDC、遠隔読影をはじめとする画像診断のトータルソリューションを提供するド クターネット、保険薬局向け業務システムを提供し、医薬品データベースを保有するユニケ及びその子会社をひとつのグループとして運営することが最適であると判断し、 2018年4月1及び同年5月1日に、ドクターネット及びユニケをJMDCの完全子会 社といたしました（以下、JMDC、ドクターネット、ユニケ及びそれらの子会社を総称 して「チーム JDU」と言います）。

チーム JDU は、グループシナジーを活用して、従来の事業による安定的な成長を持 続するとともに、国民医療費の健全化という社会的課題の解決に向けてより機動的に資 金を調達し事業を拡大するために、速やかに上場を目指します。

以上