株式会社日本医療データセンター(本社:東京都港区、以下JMDC)は、産業競争力強化法のグレーゾーン解消制度を活用し、企業と保険者が保有するデータを活用した新事業を展開します。
JMDCは2002年より保険者(健康保険組合等)を対象にレセプト情報と健診情報を突合し、保健事業支援サービスを実施してきました。
2013年度には、経済産業省委託事業として健康優良企業を推進するプロジェクトを発足し、従業員(被保険者)への健康投資状況を調査しました。
そこで判明した実態は、個人情報保護法などの法的解釈や判断基準が曖昧(グレーゾーン)なため、保険者が保有するレセプト情報などを共有し、データを活用している企業が1割にも満たしていない状況でした。
この課題を解決すべく、JMDCは、グレーゾーン解消制度を厳格なセキュリティーのもとに、従業員(被保険者)の健診時要治療判定者の医療機関への受診状況等を企業側と保険者の双方が共有できるソリューションを提供します。
また、独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術により、個人情報保護法に抵触せず、企業と保険者が共同で保健事業を実施できる環境を可能にしました。
今後、この事業を通じて「従業員の労働生産性向上」「病気の早期発見や重症化の予防を通じた健康長寿の実現」に貢献することが期待できます。

株式会社日本医療データセンター
保険者支援事業部 カスタマーリレーション推進G
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